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Artist's commentary
ぱるぱるマーキング
家に帰ると玄関でパルスィが待っていた。ただいまと言うとムスっとした表情でそのまま奥に入ってしまった。
はて何か怒らすようなことしてしまったか、と考えるも思い当たるところがなかった。
それから夕食時、風呂の時も一切口を利いてくれなかった。
そして夜も更けたので、布団に入ってパルスィにおやすみと言うも、
そっぽ向いて返事はなかったので、仕方なく眠りにつくことにした。
----それから何時頃だろうか、ふと目が覚め、何か体に違和感を感じた。
何だ?そう思うとどうも下半身に何かが吸い付いてるようだ。慌てて布団をめくると
、パルスィが吸い付いていた。ただどうも様子がおかしい、何故かパルスィは泣いていた
。一体どうしたのかと問うと、嗚咽交じりで「あ、あんだ・・・、ぎょう(今日)八百屋で女と楽じぞうに会話じでだでじょ・・!わだじみだんだがらね!」その一言に思わずポカンとしてしまった。ひょっとしてそれは、店員さんではなかろうか。 そう考えてると「ゆるざないがらねー!!・・・あんだはわだじのなんだからーッ!ど(盗)られないように印づげでやるー!」と、また泣きながら吸い突き出した。よく見れば、体のいたるところに吸い付いた跡がついていた。必死につけてるところを想像したら、思わず笑いが出そうになるのを堪え、パルスィの気が済むまで待つことにする。
あとでたっぷりとパルスィの体中にこちらからもマーキングをしよう。