諸国漫遊の士凛2「士郎~っ!!」「とお⋯さかぁ!?」気づいた時には走り出していた。崩れた建物の上からきっとあの冬の夜と同じように見下ろしていたんだろう。お気に入りのおもちゃを見つけた子供みたいに笑って呼びかけて来て
なんのためらいもなくそこから彼女は飛び降りた。
Loading...
There are no comments.