Artist's commentary
寝ている間に姉にマウントを取られていた件
「あの……、姉ちゃん何してんの?」下腹部に妙な重みを感じ目覚めると、なぜか姉が乗っていた。「ふふっ、こうしてあなたの寝顔を見つめていたわ。3時間ほど」「怖っ!?」3時間て。僕の寝顔なんて眺めて何が楽しいんだ?「……ま、まあいいや。重いからどいてよ」そう促すも、姉ちゃんは動こうとしない。「ねえ愚弟、ひとつ聞きたいのだけれど……あなた童貞?」「いきなりスゴイ質問きた!?」脈絡が無いにも程があるわ!「ねえ童貞?童貞なの?童貞に決まってるわよね?」ニヤニヤしながらそんなことを聞いてくる。うちの姉がドSすぎて辛い。「はいはい、童貞ですよ。でも僕くらいの年齢なら普通だろ」投げやりにそう答えると、姉ちゃんの笑みがさらに深まった。「残念ながら普通ではないわね。書物にも『童貞が許されるのは小学生まで』と書いてあるわ」「その書物エロ漫画だよね!?」バカなの?うちの姉ちゃんバカなの?「私としては、このまま愚弟が童貞をこじらせて死なれでもしたら困るのよ」「死なねえよ!?」そんな『風邪をこじらせて肺炎に』みたいに言うなや。「というわけで、姉として一肌脱ぐべきだと思うのよね」「…………えっ」あの、すごく嫌な予感がしてきたんですけど?「つまり私が、あなたと、その…………。ここまで言えば、わかるわね?察しなさい」「ぼ、ぼくバカだからわかんない」頬を赤らめる姉が怖過ぎる!とっさに逃げようとするも、太ももでがっちり拘束されていてびくともしない。僕、超ピンチ。「落ち着きなさい愚弟。これは医療行為……みたいなものよ」「どこが!?」(※童貞は病気ではありません。)「いいからさせなさいっ。あなたの寝顔を見ていたら、こう……たまらなくなってきたのよっ」発情してんじゃねえよ!?「いやああああ!!父さん!母さん!助けて!前から若干ヤバかった姉ちゃんが遂に壊れた!!」「ふふっ、無駄よ。今夜は両親とも同窓会で留守だわ」「まさかの計画的犯行!?」僕、状況的に詰んでね?「さっ、脱ぎ脱ぎしましょうね」姉ちゃんが異様にすばやい手つきで僕のベルトを外した。そしてそのままズボンに手をかけると一気に(省略されました。続きを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください) いや、だから続きなんて考えてませんが。自分で書いておいてなんですが、この姉弟バカすぎる……。