Artist's commentary
CCCコラボイベント終了記念rkgk
他の鯖も全員立ち去り、クローズ寸前のSE.RA.PH。深海のマイルームを出立する前に。
【こうしてあなたと、こんなふうにいられるなんて、うれしくて、幸せで】
「え? 痛くなかったか、ですって? 大丈夫よ。わたしもともと触覚や痛覚は薄いから。…上半身ほどじゃないけど」
メルトリリスの白く美しい足がシーツの下で、こちらの足に絡められる。
それだけで、どくん、と。自分の身体の中心で、血液の熱量が高まっていくのを感じ取れた。
「だから…あの時に『跳んで』よかったなって思ってるの。もう一人の私には申し訳ないかもしれないけど」
「?」
「ううん、なんでもないの。ただの独り言よ。
ねぇ…まだ満足してないんでしょう? 付き合ってあげるわ。この霊基があるかぎり、何度でも」