Artist's commentary
ゼシカの決意2(仮)
旅の途中ゼシカは知り合いの老司祭がいる隣町の教会に立ち寄り夕食をもてなされた。
しかし、彼女の体は夕食に仕込まれた媚薬によって寝付けないほどに熱くなり,全裸で涼みながら今後の旅について考えていた…
その様子を老司祭が覗いている事も知らずに…
同じ時, とある男がゼシカを一目見ようと外で潜んでいた。
その男とは教会に泊まっていたよろず屋の男であった。
よろず屋の男:「くくく…まさか裸を拝めるとは思っていなかったが…なんて壮大なんだ・・・」
「ガサッ」外の茂みから楽しんでいた最中,男は音を出してしまった。
ゼシカ:「だれ!誰がいるの!?」
男は息をひそめた…
ゼシカ:「誰かいるのは分かっているわ!早く出てきなさい!さもないと、人を呼ぶわよ!」
男はゼシカの気迫に観念して恐る恐る彼女の前に現れた。
よろず屋の男:「ヒヒヒ…申し訳ない。お嬢ちゃんがあまりにも美しかったんで,つい目が釘付けになっちまったんだ….」警備隊へ連行される覚悟で苦し紛れに答えた。
ゼシカ:「ふぅん….おじさん、私の裸に見惚れたのね?」
媚薬の影響によるものとは知らず、男は彼女の言葉に驚いていた…
よろず屋の男:「そう…!お嬢ちゃんの裸体は魅惑的で目が吸い寄せられてるくらいだ!」。
「魅惑的」・・・その言葉を聞いた時ゼシカは何故か気分が凄く高揚していった。
ゼシカ:「…最近思いついた事があるの,私の色気は特技になるんじゃないかってね」男を目の前にしているにもかかわらず全裸のまま話を続けた。
よろず屋の男:「ん?うむ、確かに」
ゼシカ:「この色気でモンスターを惑わせられるかもってね。
あなた私の裸にかなり見惚れていたみたいだし、ちょっと部屋に来て実験に付き合ってくれないかしら?」
よろず屋:「え?」彼女が何を考えているのか分からなかった。
ゼシカ:「とにかく私の色気が通用するか試したいの!私の裸を見たのだから実験に付き合ってもらうわよ!その代わりにおじ
さんがしたいことがあればやらせてあげるわ。」
よろず屋の男:(!?これは上手くいけば・・・)「よし分かった」
そしてゼシカは男を自分の部屋へ招き入れた。
老司祭:「一体何がどうなっているんだ…」目の前の状況に混乱していた。