Artist's commentary
「…で、どうだったよ、"アリバイデート"❤」
AM7:00 昨日渡された下着、あとコンドームを用意。念のためアフターピルも持っていく。
AM8:30 駅で〇〇君と待ち合わせ。
AM9:12 やっぱ祝日だしめっちゃ混んでる。連休最終日なのに…でも〇〇君と一緒にいるだけで楽しい!
AM10:21 写真撮って貰お!ほら、もっとこっち寄って…はい、チーズ❤
AM12:06 アトラクション結構回って、そろそろお昼かなーって時に…アイツからメール。最悪…
AM12:34 濃い。臭い。〇〇君が買ってきてくれてたジュースで口に残った味を誤魔化す。下着換えるなって言われてるから染みまくってて気持ち悪い。ってかなんでこんな濡れてんの…
PM1:52 乳首勃ってるのも、めっちゃ濡れてるのも、まだバレてない。太ももに垂れてきたのを、トイレで拭いた。ちょっと遅れちゃったけどパレードを見に行く。ちょー可愛かった!嫌な事全部吹き飛んじゃいそう。
PM2:14 お昼食べそびれちゃったからって、〇〇君が色々買ってきてくれた。チュロス美味しかった!
PM3:08 アトラクション並んで少し落ち着いたかなって所でまたメール。そのまま並んどけ、って言いながらち〇ぽの写真送ってきた。〇〇君に見られたらどうすんのよ…バカ…きも…
PM4:19 結局アトラクション乗った後も上の空。トイレ行ったら漏らしたみたいな濡れ方してヤバかった。〇〇君が心配してくれてベンチでちょっと一休み。優しい。やっぱり好き。
PM5:00 残念だけど結局そのままお開き。〇〇君、最後まで私の事心配してくれてた。駅のホームでいきなりバイバイのキス。めっちゃドキドキした♪
PM5:15 ○○君とは逆方向の電車。倒れ込むようにして座った。バレてない、バレて…ないよね。メールが来て…胸がドクン、って鳴った。「今夜はここなw」って軽い文面と、歓楽街のド真ん中を示した地図。もう…口の中カラッカラで、暖房効いてるはずなのに…震えが止まらない。
PM5:42 自分でもわかるくらい…濃い。恥ずかしい。今すぐ電車降りて、トイレ駆け込んで…シたい。でも、そんなんじゃ…"自分の指程度じゃ"絶対、とうてい満足できない…むしろ溜まってくだけに決まってる。だから…真っすぐ向かう。
PM6:02 新宿に着いた。心臓がバクバク言ってる。〇〇君とキスした時のとは違う…"これを好きになっちゃいけない"…って感じのドキドキ。でも…嫌…じゃない、自分がいる。それが何よりも嫌。なんとかタクシーに乗って、行き先の住所を伝えて…
PM6:16 ピンクの電飾で目がチカチカする。タクシー降りてちょっと歩いただけで、太ももがヌルってなって…サイアク。ごめんね、〇〇君。ごめんなさい。ドキドキするの…ぜんぜん止まってくれない…
PM6:21 「…で、どうだったよ、"アリバイデート"❤」
「人聞きの悪い事言わないで下さい!すっごく楽しかったですよ、すっごく…っ、誰かさんからの、メールさえ…なければ」
「の割には、ケータイ見るたびに嬉しそうな顔してたじゃん」
「は!?見てたの!?趣味わる…ってか私、そんな顔に出てました…?」
「出てた出てたw俺のチンポ待ちきれねぇ~って顔❤」
「最っ低…」
「辛辣~wま、今からそんな最低野郎のチンポに一晩中可愛がって貰える訳なんだけど、気分はどう?」
「最悪…に、決まってます」
「ククッ…の割には、嬉しそうな顔してるぜ?俺に会いたくてたまんなかった~って顔❤」
そんな事ないし。そんな事…そんな…っ❤
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AM1:00 ■■■■…っ❤■■■じゃなくて、■■にして下さい…っ❤❤❤