Artist's commentary
亜人収容調教施設
人々は人ならざるものでありながら、同等の知能を持ち
さらには人間との触媒交配が可能である亜人の反逆を極端に恐れた
国が割れ、戦争が始まり
人間の国に取り残された彼、彼女らは区別され、虐げられた
奴隷として扱うのが当たり前という風潮が蔓延り、
ついには法整備までされた
亜人種族は
上位種族の人類に奉仕することを義務とする
調教管理局が定める教育を義務とする
許可なく規定以上の収入を得ることを禁ずる。
奴隷契約した雇い主に絶対服従を誓うこととする。
戸籍を持つことを禁ずる ただし調教管理局が定める教育課程を経た上で試験に合格した者には仮戸籍を与え、国が認める成果を出した者には戸籍を与える
無許可で交配、繁殖することを禁ずる。
武器の携帯および殺傷能力を持つ器官の所持を禁ずる。または制御する拘束具の着用を義務とする(力の強い亜人種は封鐘とよばれる力を制限する拘束具を着けさせられ管理される)
などである(一部抜粋)
上記の法を逸脱したものは犯罪亜人として拘束される
雄の罪人は去勢の後、奴隷として売られて製薬会社のモルモットになるか体に爆弾を埋め込まれ敵国に送られる。
雌の罪人は奴隷労働力の生産として更生調教施設で最低一人の仔を生むことを強制される
服役中は封鐘以外の衣類は没収され、少しでも逆らえば鞭打ちの刑に処される。
見せしめとして公の場に晒された劣悪な環境での妊娠、出産はとても厳しく 一人生んだ時には半分以上がその後すぐ死に至る
また生まれたばかりの仔亜人を不慮の事故で調教管理官がうっかり殺してしまうケースが続発しており
本来の刑期である約10ヶ月は厳守されておらず、早くて2年、運が悪いと一生出られないまま
その実態は性奴隷、従人慰安獣である
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亜囚人429番 お前には服役にあたり、三つの薬が支給される
ピンクの薬は発情薬 毎日の奉仕を有意義なものにする積極的に使用せよ 必要であれば追加の支給を申請せよ また刑執行人が必要と判断すれば強制投薬する
緑の薬は回復薬 刑執行期間中に重症、重病を負った場合に使用する許可を与える 追加の支給は許されていない。
茶色の薬は回帰薬 使えばお前は知性を手放し、本来在るべき動物として生きることが許される。
彼女は生活の苦から体を売った人間の男に密告されてしまった。
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ここまで読んでくれた人ありがとう。
クソ長でごめんなさい。